この記事では様々な種類があるCOUNT関数の使い分けについて紹介したいと思います。
COUNT関数は名前の通り特定の条件を満たしたセルの数を数える関数ですが、数える対象ごとにたくさんの種類が用意されています。
ただし、COUNT関数には数える対象ごとに主に4つの関数に分かれています。
その違いについても覚えていただければと思います。
・COUNT関数の種類について
・それぞれのCOUNT関数の数える条件について
・COUNTIF関数の使い方
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1.CONUT関数の種類とは?
COUNT関数には、
- 日付も含めた数値が入っているセルの数を数える→COUNT関数
- 計算式での答えが空白や文字列も含めた、空白以外のセルの数を数える→COUNTA関数
- 計算式での答えが空白も含めた、空白のセルの数を数える→COUNTBLANK関数
- 条件に合ったセルだけを数える→COUNTIF関数
このように、COUNT関数には4つの種類があります。
どのようなセルを数えるのか、わかりやすく説明していきたいと思います。
2.それぞれのCOUNT関数が数える条件とは?
COUNT関数は下のように数を数えたいセル範囲を指定して使います。
コンマで区切ることで、離れたセルを指定することもできます。
=COUNT(値1、値2、値3…)
上の表は、全て2行目から8行目までを範囲に指定しているので、
=COUNT(B2:B8)
のように計算式を入力しています。
※COUNTIF関数も表に入っていますが、この関数は後で説明しますので、とりあえず3つの関数に注目いただければと思います。
COUNTA関数では、空白以外のセルを数えているので結果は6です。
COUNTBLANK関数では、計算式での空白も数えるので結果は2です。
COUNT関数にはそれぞれ数える対象に違いがあります。
各関数の数える対象を覚えておくことで、目的のセル数を数えることができ、時短にもつながります。
それでは、最後に残ったCOUNTIF関数について説明したいと思います。
ここまで説明した3つのCOUNT関数は、セルに文字が入力されているかどうかという部分しか数えることができませんでしたが、COUNTIF関数は検索条件を自分で指定することができます。
イメージとしてはCOUNT関数とIF関数を合わせたような関数になっています。
条件によって結果を分岐できる!IF関数の使い方【IF関数①】
3.COUNTIF関数の使い方とは?
COUNTIF関数の計算式の書き方は、
=COUNTIF(範囲,検索条件)です。
上の表では検索条件に”〇”を指定することで、2行目から8行目までの範囲で、”〇”を入力しているセルの数を数えています。
条件に合ったセルのみを数えるので、参加者数を数える時などに便利です。
ぜひ、こちらの記事もあわせてお読みください。
↓比較演算子、ワイルドカードについてはこちら↓
【時短ワザ】COUNTIF関数などで使える!比較演算子、ワイルドカードの使い方とは?
いかがだったでしょうか?
今回は、COUNT関数の種類につい紹介しました。
COUNT関数を上手に使い分けることで、集計や、分析をさらに素早く時短で行うことができます。
ぜひ、覚えていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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