【初心者】データを効率よく絞り込み!フィルター機能とは?

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こんにちは、Excel時短ワザ講師のSHUNです。
今回はExcelの基本的な機能のフィルターを紹介したいと思います。

フィルター機能とは各列ごとに入力されたデータの条件ごとに絞り込みをしたり、並べ替えをすることができる機能です。
大量のデータを扱うときにフィルターを使うことで即座に狙ったデータに絞り込むことが出来るのでとても便利な機能です。

使い方もとても簡単なのでぜひマスターしていただければと思います。

この記事を読むと分かること
・フィルターの機能について
・フィルターのかけ方

↓前回の記事はこちらをご覧ください↓

【初心者】日付時間が入力されたセルからそれぞれのデータを抜き出す
Excelでデータを月別に絞り込む機会はありませんか?日付と時間がまとめて記録されているデータでも関数を使うことで各々のデータを抜き出すことができます。月や日にちを個別に抜き出す方法をこの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
↓フィルターの順番を好きな並び順にする方法はこちら↓
【小ワザ】フィルターの並び順を指定した順番に並べる方法
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表1

今回は上の表のサンプルデータを使って解説していきたいと思います。
表の中には名前、性別、年齢、出身地の情報が各列に入っています。
このデータを元に絞り込みをかけたり、並び替えが出来るのがフィルター機能です。
では、まず実際にフィルターをかけてみましょう。

フィルター機能は結合したセルが表内にある表には使うことができません。
フィルター機能を使うときは表内のセルの結合をしないように注意しましょう。
f:id:excelblog:20190618123428p:plain表2

①フィルターをかけたい範囲を指定します。今回はA1:E21の範囲です。

マウスでドラッグしてもできますが、表の中のセルを選択しCtrl+Aを押すと、その表の範囲全体を選択することができます。 

②データタブの中の並べ替えとフィルターの中にフィルターというボタンがあるのでそれを押します。

こちらもCtrl+Shift+Lを押すことで簡単にフィルターをかけることができます。
f:id:excelblog:20190618124118p:plain表3

1行目に▼のマークがつきました。これでフィルターをかける作業は完了です。
次は実際にフィルターを使って、データを絞り込んでみましょう。

f:id:excelblog:20190618124441p:plain表4

まずは、性別”男性”のみで絞り込みをかけてみましょう。
性別の欄の▼マークを押し、出てきたリストから絞り込みたい項目にだけチェックを付けます。
今回は”男性”を絞りこむので、”男”にチェックを入れOKを押します。

f:id:excelblog:20190618124824p:plain表5

みごと”男性”のみに絞り込むことができました。
性別の欄の▼マークがフィルターのマークに変わりました。これがこの列でフィルターをかけているという表示になります。
続いて、年齢で絞り込みをかけていきましょう。
今度は、50歳以下に絞り込んでみましょう。

f:id:excelblog:20190618125315p:plain表6

年齢で絞り込みをかけたいので、年齢の▼マークを押し、数値フィルターを選びます。
今回絞り込みたいのは50歳以下なので指定の値以下を選びます。

f:id:excelblog:20190618125603p:plain表7

するとこのようなウインドウが開くので、絞り込みたい条件を入力していきます。
今回は50と以下のみの指定ですが、他にもある文字を含むという指定やAND、OR指定をすることで、さらに詳細な絞り込みもできます。
OKを押します。

f:id:excelblog:20190619175531p:plain表8

無事、50歳以下のデータのみに絞り込むことができました。
フィルター機能ではこのように、必要なデータだけに絞り込んでいくことができます。
続いては、フィルターのもう一つの機能の並び替えを紹介します。

f:id:excelblog:20190619175921p:plain表9

手順はとっても簡単です。
並び替えをしたい項目の▼マークを押し、昇順、降順を選ぶだけです。

f:id:excelblog:20190619180715p:plain表10

フィルターのマークに矢印が追加され、年齢が昇順に変わりました。
絞り込みと、並び替えがとっても手軽にできる機能がフィルター機能になります。
ぜひ、マスターしていただければと思います。

リクエストがあったので小技を追記します
フィルターで絞り込むと、A列のように番号がとびとびになってしまいます。
これをオートフィルで直そうとしても絞り込みをかけているため、順番に番号を振ることができません。
そんな時は、絞り込んだ表をCtrl+Aで選択→Ctrl+Cでコピーして、新しいシートにCtrl+Vで貼り付けてください。
すると、データがコピーされるのは絞り込んだデータだけになるので、オートフィルで番号を順番に振ることができます。

いかがだったでしょうか?

フィルター機能の絞り込みを使いこなすと大量のデータを扱う際に便利でしかも時短にもつながります。
また、日時が入ったデータでは月ごとや日ごとにフィルターで絞り込むことで、その期間のみのデータをすぐに表示させることもできます。
使い方もとても簡単なので、ぜひ使っていただけばと思います。

次回は、Excelの表を一段階レベルアップさせる、テーブル機能について紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

↓次の記事を読む↓

ボタン一つで見栄えがキレイに!テーブル機能の使い方とは?
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